キリンチャレンジカップ2008 〜 ALL FOR 2010!〜
1月26日(土) vs チリ代表
1月30日(水) vs ボスニア・ヘルツェゴビナ代表
の日本代表のメンバーが決定いたしました!



■監督:
岡田 武史

名前     所属

■GK:
川口 能活  ジュビロ磐田
楢崎 正剛  名古屋グランパス
川島 永嗣  川崎フロンターレ

■DF:
中澤 佑二  横浜F・マリノス
坪井 慶介  浦和レッズ
加地 亮   ガンバ大阪
駒野 友一  ジュビロ磐田(※)
岩政 大樹  鹿島アントラーズ
水本 裕貴  ガンバ大阪(※)
内田 篤人  鹿島アントラーズ

■MF:
橋本 英郎  ガンバ大阪
羽生 直剛  FC東京(※)
遠藤 保仁  ガンバ大阪
中村 憲剛  川崎フロンターレ
鈴木 啓太  浦和レッズ
阿部 勇樹  浦和レッズ
山瀬 功治  横浜F・マリノス
今野 泰幸  FC東京
山岸 智   川崎フロンターレ(※)
      
■FW:
高原 直泰  浦和レッズ(※)
播戸 竜二  ガンバ大阪
巻 誠一郎  ジェフユナイテッド千葉
前田 遼一  ジュビロ磐田
大久保 嘉人 ヴィッセル神戸
矢野 貴章  アルビレックス新潟

※=2008シーズンより所属


◇キリンチャレンジカップ2008 〜 ALL FOR 2010! 〜
日程 キックオフ   会場 対戦カード
1月26日(土) 19:10(予定) 東京・国立競技場 日本代表 - チリ代表
1月30日(水) 19:20(予定) 東京・国立競技場 日本代表 - ボスニア・ヘルツェゴビナ代表

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ロナウジーニョ、デコ、エトーのほか、今季からバルサに加入したアンリも初来日!


監督 :フランク・ライカールトRIJKAARDオランダ
ポジション登録名国籍
GKビクトル・バルデスV.VALDESスペイン
GKジョルケラJORQUERAスペイン
GKオイエールOIERスペイン
DFベレッチBELLETTIブラジル
DFザンブロッタZAMBROTTAイタリア
DFシウビーニョSYLVINHOブラジル
DFテュラムTHURAMフランス
DFアビダルABIDALフランス
DFオレゲールOLEGUERスペイン
DFオルモOLMOスペイン
DFマルク・バリエンテMARC VALIENTEスペイン
MFモッタMOTTAブラジル
MFシャビXAVIスペイン
MFアンドレス・イニエスタA.INIESTAスペイン
MFトゥーレ・ヤヤTOURE YAYAコートジボワール
MFデコDECOポルトガル
MFマルク・クロサスM.CROSASスペイン
MFサストレSASTREスペイン
MFディマスDIMASスペイン
FWエトーETO'Oカメルーン
FWロナウジーニョRONALDINHOブラジル
FWアンリHENRYフランス
FWエスケーロEZQUERROスペイン
FWドス・サントスDOS SANTOSメキシコ
FWマキシ・ロペスMAXI LOPEZアルゼンチン
FWボージャンBOJANスペイン

※上記メンバーは本日時点でのリストです。怪我等の理由により出場できない場合があります。

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2007-07-31 16:37 この記事だけ表示
初の無失点試合は初の無得点
PK戦の末、4位に


 日本の6人目のキッカー、羽生が、ホイッスルと同時に駆け出し蹴ったボールは、韓国GKイ・ウンジェが伸ばした右手に阻まれ、ゴールを外れた。この瞬間、日本の4位が決定した。


 ジャカルタでの決勝戦の前日、27日、日本代表は次回アジアカップの予選免除をかけ、韓国との3位決定戦に臨んだ。「負けても変えないというトライをした」オシム監督は、FW巻に代えてMF山岸を起用したのみ。大会初戦のカタール戦と同じ[4-5-1](駒野が負傷で間に合わず今野が左SBに入っていたが)に戻してきた。

 立ち上がりに韓国が一瞬気持ちを見せるが、すぐに日本ペースになり、そのまま試合は推移。しかし、いつもどおりのボールはキープするがゴールの遠い展開が続く。キープと展開力に優れた中盤と両SBが連動してサイド攻撃を繰り返すが、相変わらずシュートに結びつかない。一方の韓国も、決勝トーナメント2試合とも0-0からPK戦を戦っただけあり、守備は堅いが、攻撃にパンチ力はない。

 前半唯一のビッグチャンスは43分。CKから中澤がチャンスを掴むが、ゴール前でのボレーシュートはイ・ウンジェに阻まれ、0-0のまま試合は後半へ。

 そして56分に、この試合を決定付けたるカン・ミンスの退場。これで日本のキープ率は上がるが、韓国は戦い方が明白となり、よりゴールは遠くなってしまった。さらに、カン・ミンスの退場に絡んでファーベク監督、フォン・ミョンボ・コーチも退席となっていた韓国は、闘争心に火がついたのか運動量が増え、球際もより厳しく。

 一人多いアドバンテージを生かせない展開は、後半を経て延長戦まで続く。時おり、途中交代の羽生や佐藤が決定的な場面を迎えたが、またしてもイ・ウンジェが立ちはだかりスコアは動かず。勝負はPK戦にもつれ込んだ。

 日本の5人は、交代した高原に代わって阿部が蹴った以外はオーストラリア戦と同様。ここまでは全員が決めたが、韓国も全員が決めてきた。そして、サドンデスに入った6人目で明暗が分かれた。


 敗因──オシム監督は「負けたのではなく、勝てなかっただけ」と言っているが──を求めるなら、ポゼッションに対してのシュート数の少なさ、リズムチェンジや強引さの欠如といったところか。これらは、カタール戦からいわれてきたことであり、準決勝サウジアラビア戦でとうとう結果に結びついてしまったことばかり。さらに、メンバーを固定したままハノイで試合を重ねたことで、日を追うごとにコンディションは下がっていた。とくに、グループリーグで好調だった高原は、この3位決定戦では全く別の選手のようだった。ここ3試合で、得点を期待してベンチメンバー入れても1点も取れなかったことが、この問題の根の深さを物語っている。

 来年2月から始まるワールドカップ予選に向けては、ベンチメンバーの成長と発掘が欠かせなくなりそうだ。
2007-07-30 11:15 この記事だけ表示
無念。日本代表の夏、ハノイで終了
3度は追いつけず


 25日、ハノイ。日本代表の3連覇の野望は費えた。移動がなく有利といわれていた、ハノイでの連戦。しかし、共催4カ国中で最も厳しい気候のなかでの連戦は、順応よりも消耗が大きかったようだ。コンディションは試合ごとに低下し、「走るサッカー」の質を蝕んだ。また、ボール支配率とシュート数・チャンス数が比例しない、"決定機不足"とでもいうべき日本の積年の課題が露呈した試合でもあった。

 試合は、日本代表がいつもどおりボールを支配した形でスタートする。サウジは、ウズベキスタン戦で見せた奔放なサッカーを封印。これまでの日本戦同様、守備を固めてカウンター狙い。

 35分、試合が動く。FKからのボールに阿部が競り負け、そこからヤセルに決められ失点。いやなムードが漂ったが2分後、遠藤の左CKからニアに飛び込んだ中澤がヘディングで叩き込み同点。前半は1-1で終了した。

 後半は、バタバタとした立ち上がり。47分に右サイドを崩され、そこからのクロスから失点。ペナルティーエリア手前で人数はかけているものの、囲い込みがルーズで、サイドへの展開を許してしまった。それでも53分、またしても遠藤のCKから、高原が折り返したボールを阿部がボレーで決めて再び同点に。

 だが、シーソーゲームは早くも次のターンに。57分、左サイドでボールを受けたマレクが、巧みなフェイントから阿部と中澤を振り切り、GK川口のニアサイドを抜くトゥーキック。スコアは2-3となった。

 この試合のここまでの流れであれば、次は日本の番だったが、ゴールは生まれない。オシム監督も、巻に代えて佐藤、遠藤に代えて羽生と続けて選手を投入。だが、攻め急いでボールを前に運びながら、しっかりと守りを固めるサウジを崩せず手詰まりとなり、結局ボールを戻し、可能性の薄いロングパスやミドルシュートを狙う悪循環。終盤にパワープレー要員として矢野を入れるために中村憲を下げたことでその傾向はより明白となった。5分のロスタイムを経てもゴールは生まれず。大会最多となる4回目の優勝への挑戦権をかけた試合は、サウジの勝利に終わった。

 日本代表は、バックアップ、ジョーカーの両面でのベンチ層の薄さ、シュートへの積極性の欠如、単調なプレーテンポが浮き彫りとなった。また、今大会で採用した、走力よりも展開力を重視した中盤の構成、マンマークではないゾーンでの守備を今後も継続するのかも注目したい。

 なお、3位決定戦は「大幅にメンバーを入れ替えるかもしれない」(オシム監督)とのこと。
2007-07-26 12:26 この記事だけ表示
最後に主役登場
アジアの川口、降臨


 日本代表は21日、ハノイでオーストラリアと対戦。準々決勝ながら、事実上の決勝との呼び声も高いこの試合は、延長戦でも決着がつかず、PK戦にまでもつれこんだ。

 そして、目の前にありながらなかなかその手に収められなかった勝利を引き寄せたのは、アジア杯で絶対的な力を発揮するGK川口能活だった。

 試合は、オーストラリアが押し込む展開でスタート。3バックも予想された日本代表はこれまでと同じ[4-4-2]。グループリーグで対戦した3カ国とは、鋭さも強さも違う今大会初の“ホンモノ”との対戦。それでも攻撃の中心であるビドゥカを抑え、ゴールは許さず。ポゼッションからサイドを使って攻める日本、ビドゥカ目掛けてシンプルな攻撃を繰り返すオーストラリアという展開は変わらず、0-0のまま前半は終了。

 後半に入って最初に仕掛けたのは、オーストラリアのアーノルド監督。前線のターゲット、ビドゥカを下げキューウェルを投入。これで日本は抑えどころを見失い、守備が混乱。フレッシュにキューウェルが左サイドに張りついて速攻を仕掛けてきたことも、日本を守勢に回らせた。そして69分、ついに均衡が崩れる。キューウェルが蹴った左CKがファーに流れ、アロイージが押し込みオーストラリアが先制。

 しかし、わずか3分後、ゴール前での相手クリアミスを高原がかっさらい、「狙っていた」というキックフェイントから正確なシュート。試合をイーブンに戻した。さらに76分、ハイボールでの競り合いで高原の顔面を殴ったとしてグレッラが1発退場。完全に日本にペースとなったが、ゴールは生まれない。ラストワンプレーのミスと、GKシュウォルツァーの奮闘で延長戦もネットは揺れず。

 1人少なくなってからのオーストラリアは、前線にキューエルのみを残して、リスクを徹底的に避けた試合運び。ファールを受けた後の時間稼ぎも目立ち、確実にPK狙いだった。一方の日本は、一人多いアドバンテージを生かせる120分のうちに勝利したかったはずで、不本意なPK戦。相手GKシュウォルツァーがいくつかのビッグセーブを見せ明らかにノッているのに対して、川口はほとんど出番なし。心理的なアドバンテージはオーストラリアにあるかと思われた。

 しかし、川口は川口だった。キューウェル、ニールのキックを完璧な読みで連続ストップ。日本に流れを引き寄せた。キッカー陣も、4番目の高原がゴール上に蹴り上げた以外は、中村俊、遠藤、駒野、中澤が正確なキックを決めた。運に左右されると言われるPK戦を、確かな技術で勝ち取った、必然の勝利だった。
2007-07-23 11:06 この記事だけ表示